エルメスと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、鮮やかなオレンジ色。

今ではエルメスの象徴ともいえる「オレンジボックス」ですが、元々はベージュ色の包装紙とボックスを使用していました。

ベージュ色の包装紙からオレンジ色に変わったのは、第二次世界大戦が関係しています。

戦時中、材料が不足してベージュ色の包装紙・ボックスが入手できなくなったのです。当時使用していた金の縁取りが施されているクリーム色のボックス、ブラウンの縁取りがされているベージュ色のボックスが次々と姿を消します。そして手元に残ったのが、鮮やかなオレンジ色の包装紙だったのです。

戦後、従来のベージュ色に戻そうとしたのですが顧客からオレンジ色の方が良いとの意見が多くあり、1960年代には正式にエルメスのカラーとして採用されました。

エルメスの「オレンジボックス」と共に注目を集めているのが、ボルデュック（リボン）です。

「HERMES-PARIS」の文字と「馬車と従者」のロゴマークが描かれた通常デザインの他、エルメスの年間テーマに沿ったデザインと西暦入りのボルデュックが毎年登場します。鮮やかなオレンジ色をさらに引き立てるシックな茶色は、コレクターもいるほど人気のアイテムです。

その人気から、ボルデュックがデザインされたスカーフや洋服、内側にボルデュックがデザインされたバッグなども登場しています。

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エルメスから直接買い付けを行っているため、お買い上げいただいた商品にはエルメスの箱、リボンも全て付属しております。

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